BLESS CBT2 レビューとMMORPGについて
今回はBLESSというMMORPGの日本CBT2について記載したいと思います。
ちなみにスクショ等は取っていないのでゴメンナサイ。。。
BLESSは既に海外で正式サービスが行われているタイトルのようです。
日本公式サイト https://www.blessonline.jp/
立ち上がった当時はサーバーも多数存在したようですが、あまり期間が経たないうちに統合されるなど、一部苦境が伝えられるタイトルですが、日本サービスを期待されていた人も多いのではないでしょうか。
その辺の情報は色々検索すれば出てくると思います。
さすがに正式サービスしていただけあって、致命的な不具合には遭遇せず。
βテストに参加すると、インストールしたけど動かないっていうのがたまにあります。今回それはありませんでした。但し、かなり基本的な機能での不具合はありました。
キャラネームなどを日本語で入力する時に単語単位で変換が動作せず、1文字ずつ変換したり。チャットも使えない文字がある状態。さすがにこれは次のテストで改善するのでしょう。
操作はターゲットとノンターゲットを選べますが、現時点ではコントローラーが使えません。
お約束のJTKで割り当てれば動作していたようですが、未確認。
JoytoKey http://joytokey.net/ja/
これはもう、FF14やDDONで使われているコントローラースタイルのホットバーを実装して頂きたいですね。
FF14のXHB=クロスホットバーは本当に良く出来ています。
JTKはかなり前から存在していて、まさにクロスホットバーのような割当をして使っていた訳で、やっとそこに気を使うようになったんだなと感じます。
結局テスト中はキーボードマウスで操作したのですが、ターゲット式とノンターゲット式を切り替えられるという事で色々触ってみました。
ノンターゲットは、本当にターゲット無しで全てのスキルに当たり判定が設定されているのではなく、視界でターゲットを動かしているような状態。
これはノンターゲットと言わないんじゃない?
設定がどっち付かずの感覚になってしまい、慣れるのに時間がかかりました。
結局、ターゲット式で落ち着くことに。
グラフィックとサウンドは良質。メインストーリーもそこそこ楽しめる。
世界観は正統派ファンタジー。個人的には道中、ロード・オブ・ザ・リングのゴンドールを連想させる場所もあったり、装備デザインコンセプトも好みの物。
サウンドも違和感なく溶け込んでいました。
BLESSはハイロンとユニオンという2勢力に別れて遊びます。メインストーリーとしては2種存在するのですが、どちらもまあまあ楽しむ事が出来ました。
MMORPGは、メインストーリーと言っても小窓のテキストのみで済ませたりしてしまう作品が多く、かなり多くボイステキストが実装されていたBLESSは、少しストーリーを辿ってみようかなと思わせる数少ないタイトルでしたね。
ちなみに2勢力ということでRvR、大規模戦争もあるのですが、最初から戦争が用意されていて、何故戦争に参加するのかとか、謎のままワーワーやってました。戦争自体は2回だけ参加したのですが、戦況がイマイチ掴めないまま終了。
ジョブに戦闘、サブクエストやバトルコンテンツについて。
どんなジョブがあるか等は、画像もある公式をご参照下さい。ここではPLAYした感想だけを。
タンクと回復ロールをPLAYしたのですが、回復系ジョブでLv30までPLAYしても火力に困ることは無く。一部回復力が弱いという話も聞いたので、ロール要素は少し柔らかめなのかもしれません。火力職との差は判りませんが、傍から見ているとさすがにある程度の差はありそうです。
肝心の戦闘は、スキルツリーがイマイチ把握しづらいものの、何時でもリセット可能。スキル振りを考えるのではなく、限られたホットバーに何をセットするかというスタイルで、スタイルの切り替えも可能なようです。残念ながらCBT2では開放されておらず。
敵の攻撃はAoE (area of effect) もあるので、突っ立ったままでは無いのですが、判定までの時間は結構短めです。
サブクエストですが、定番の過度な往復。話は多少入り込めるものもありましたが、途中で投げました・・・韓国系MMOに良くある既視感満載クエストが多くがっかり。※高速移動するNPCクエストとか
IDも存在します。UI面でかなり不親切ですが、反復も可能。但し、制限がかかるIDも存在するようです。
関係してパーティーマッチングも不親切。
初回突入時、どうやってPT募集を見るのか解らず、結局ソロで突入。クリア後に改めて色々見て、UIからダンジョンという項目を発見、登録。PTマッチング機能だったのですが結構時間が掛かりました。
PT募集は存在しなかったのかな・・・?見落としただけなのでしょうか。
ID内の戦闘バランスは、個人的に回復系ジョブでソロ突入した時が程よい難易度。PTで入った時は、なぎ倒す状態。レベルが上ってくれば、ロール制をしっかり考慮した攻略になるのかもしれません。
生活系、移動やペット、生産採取にアイテムなど。
移動はマウントが主要です。オートラン移動である程度敵に絡まれるとマウント解除といったお馴染みのシステム。飛行マウントも存在しますが、CBT2では10分体験できる飛行マウントのみ入手可能で、それがとんでもない謎仕様のため、満足に空を飛べず。
マウントと来れば、テイミングとペット。これもどこかで見た、なのでしょうか。結構色々と捕獲できます。強化はCBT2だとそこまで満足に出来ず。強化方法は簡単だけど、必要数が多すぎる印象です。
ペットはゲーム内で愛玩と表記されていましたが、ボーナスステータスで貢献してくれるようです。CBT2ではそこに強化できる確率が5%と低かったので、数字をチラ見した時点で多くは試していません。
一応5回ほどチャレンジして、運良く1回覚醒したのですが、ギャザリングの経験値UPでした。
生産は主要生産を3種から1種、補助生産を2種から1種選ぶスタイルで、途中で変更可能な模様。もちろん採取もあります。ハウジングは無いのかな?
装備はダンジョンで取得する軽いレア物が一応存在。強化時に関係してくる耐久度でランダムパラメーター。強化と分解もあり。防具アクセは生産可能ですが、武器はドロップのみ。攻撃力などの主要数値にランダム性があるのかは未確認。ちなみに、見た目装備枠もあります。
ポーションなどは連打がぶ飲みというほどリキャストは短くないですが、そこそこ数飲めます。
BLESSに触れて、MMORPGを考える。
正統派ファンタジーの世界観で良質のMMORPGを求める人は、減っていないと思うんです。
BLESSは7年前に着想、開発がスタートしたようです。
ストーリー・世界観は7年経っても問題ありません。グラフィックは開発中の最新技術でセーフ、ぐらい。
衰退や難民と言われる一番の原因は、ゲームシステムとUIです。
実際、BLESSはそこそこ通してPLAYできたのですが、このゲームの売りってなんだろうと考えると、各要素でもっと特化したゲームが存在するんですよね。
ハードの発展に少し遅れて付いていくレベルで、ゲームシステムとUIを開発更新し続ける環境にストーリーやグラフィックを乗っけて欲しい。
まあ、MMORPGを渡り歩いている人なら、何年も前から出ている答えなんですが・・・
最後に、また次のβでBLESSをPLAYしますか?と問われたら、「一応やります」と答えます。
理由は、装備デザインが割りと好み + 最近良くある、種族とジョブの紐付け固定が緩い から。
あとは改善を見守ります。
MMORPG難民の典型ですね。